あれこれと悩んで調べた結果
に決めました。
手術するしないは隈病院で診察してからですが、鑑定困難の場合はオペして腫瘍を摘出して詳しく調べなわからんそうです。良性である方が良いに決まっていますが、良性であっても甲状腺左葉を摘出するところは同じなので複雑な心境です。
ぶっちゃけ、悪性と診断された方がモヤモヤは無く
「やるぜ」
って気持ちになれたろうなあとか贅沢な感情を抱いています。
で
どうして隈病院にしたのかと申しますと
「まだ悪性か良性かわからないから」
です。
悪性と確定であれば手術を前提として大阪警察病院を選択したと思いますが、現状は鑑定困難Bという奥歯にニラが挟まったかのような評価です。
【ここで重要だと思ったのは症例数です】
細胞診てのは読んで字のごとく細胞を診る事なので、その細胞を診た回数を考えると近畿では隈病院がダントツで1番です。
【もう一つは現状では転移が無い事】
基本的に甲状腺乳頭癌はリンパ節に転移しやすいとされていますが、エコーではリンパ節転移の所見はありません。あと直近の人間ドックでも胸部・胃部のレントゲンも異常は無く、前立腺癌の腫瘍マーカーのPSAも正常値だったので分かり易い転移は無い。となると、総合病院で無くても問題無いだろうと判断しました。
【働いていたDrの意見】
僕のかかりつけの外科の先生が以前隈病院で働いていて
「あれほど甲状腺を突き詰めてるところはたぶん無い」
とおっしゃったのも決めてになりました。
以下は僕の勝手な考え方です。
【隈病院かな・・・】
・悪性か良性かの判断がつかない方
症例数は近畿で1番です。
・遠位転移をしていない、もしくは持病の無い方
総合病院では無いのでそこを不安に感じるには不向きです
・大部屋が苦手な方
デフォルトで個室です。
【大阪警察病院かな・・・】
・若年層の方
切開の長さは内視鏡適応であればかなり小さいので美容的にもベターかもしれません。
・甲状腺以外にも他の持病をお持ちの方
総合病院なのでイレギュラーなケースにも他科との連携がとれるようです。
【まとめ】
以前はDeNAが展開していた医療系キュレーションメディアWELQが邪魔をして客観性のあるブログやサイトを見つけるのに一苦労でしたが、今は比較的妙なサイトが出てくる事も減り、甲状腺と甲状腺の病院について学ぶ事が出来ました。
おそらく悪性腫瘍であると覚悟していますが、調べれば調べるほど甲状腺乳頭癌は他の癌と比較して死を恐れる病気で無い事は分かりました。
ただ、甲状腺癌は基本的に甲状腺を摘出する事が前提なので甲状腺ホルモンの分泌に影響が出たり、腫瘍の位置によっては甲状腺周囲の臓器に影響して声が変わったり出なくなったりするそうなのでQOLに影響が出ます。
命と引き換えに声を無くす、もしくは一生涯ホルモン薬を飲むのであれば納得のしようもありますが、良性だけれど腫瘍が大きくなりすぎたり、僕のように良性か悪性かは手術しないとわからないパターンだと可能性はかなり低いとはいえ、声を無くすリスクや一生涯薬を飲むのを考えると、手術はやはり怖いです。
そのQOLの観点から、最近では甲状腺の微小癌(1cm以下)は手術以外にも経過観察が選択肢に入りました。それが良いか悪いかは別として、選択肢が増える事は良い事だと思います。
ブログは今後もダラダラと書きますので、よろしくお願い致します。
はい。